「使い方いろいろ」
今日、家に帰るとポストに2通の封筒が投函されていました。
中身を見てみると、驚きの偶然が。
- 1通目:私が「大家」として貸している物件の契約更新書類一式
- 2通目:私が「店借人」として借りている物件の契約更新書類一式
こんなタイミングが重なることは、滅多にありません。
私は普段、不動産投資をしていますが、自分自身も賃貸住宅に住んでいます。
「貸す側」と「借りる側」の両方の視点を持っている私だからこそ、あなたに伝えたい『賃貸の真実』があります。正しい知識さえあれば、無駄な損害は未然に防げます。
今回は「借りる側」の視点に立ち、更新通知が届いたときに真っ先に確認すべきポイントを、実際に届いた書類をベースに分かりやすく解説します。
更新通知には何が入っている?
今回届いた封筒には、主に次のような書類が同封されていました。
- 新しい賃貸借契約書(または更新合意書)
- 新賃料(家賃)の案内
- 更新料の案内
- 更新手続き・振込先の案内
- 返信用封筒
物件や管理会社によって多少の違いはありますが、一般的にはこのような内容がセットになっています。私の場合は、前回と全く同じ契約内容で、契約期間だけが更新された書類が入っていました。
一番最初に確認するのは「家賃」です
更新通知を受け取ったとき、多くの人が「更新料がいくらか」を気にしがちですが、私が真っ先に確認するのは「家賃(賃料)」です。
更新のタイミングは、管理会社や大家さんから「家賃改定(値上げ)」の提案が届くケースがあるからです。
例えば、
「現在は月14万円ですが、更新後は月15万円になります」
といった案内です。
提示された内容に納得いかない場合は、その場で絶対にサイン(署名・捺印)をしないことです。契約内容に少しでも疑問や違和感があるなら、まずは確認し、必要に応じて相談を持ちかける必要があります。
更新の雰囲気に流されて、「まぁ、手続きだから仕方ないか……」と諦めて、言われるがまま承諾の返事をしてしまう人も非常に多いです。

しかし、一度サインをしたり口頭で承諾したりすると、後から覆すのは難しくなります。契約内容は必ず冷静に確認しましょう。

特に退去時や更新時のどさくさに紛れて、このように不当に高額な修繕費用などをふっかけてくるケースもあるため、事前の自己防衛が必須です。
値上げを提案されても、必ず応じなければならないわけではない
普通借家契約の場合、家賃の改定には原則として「双方の合意」が必要です。そのため、提示された金額に納得できなければ、値上げの理由を確認したり、据え置きの話し合い(交渉)をしたりすることも法的に認められています。
もちろん、周辺の家賃相場が大きく上がっているなど、大家さん側にも相応の事情があるケースは存在します。大切なのは、お互いが歩み寄れる納得のいく条件を探すことです。
私自身、大家としての心理を言えば、退去されて空室リスクを抱えたり、次の入居者を募集する費用(広告費など)を払いたりするくらいなら、「今の家賃のままでも、長く綺麗に住み続けてもらえる方がありがたい」と考える場面は多々あります。
更新通知だからこそ、冷静にチェックしよう
「更新料を払って終わり」と考えがちですが、更新時にはチェックすべき項目が意外と多くあります。
- 家賃の変動はないか
- 新しい契約期間(更新期間)
- 更新料の金額
- 保証会社の更新料(家賃とは別にかかる場合が多いです)
- 火災保険の更新手続き
一度サインをして返送してしまうと、その契約内容に正式に同意したことになります。後から「知らなかった」では済まされないため、分からない点は必ず事前に管理会社へ確認しましょう。
【おまけ】返信用封筒の「切手」にも少し注目
これは私の実体験ですが、届いた返信用封筒に宛先だけが印刷されていて、「切手が貼られていない」というケースがたまにあります。

もちろん、切手代(数十円〜数百円)くらいは借主側が貼って返送すれば実務上は問題ありません。ただ、管理会社によって書類の送り方や丁寧さにはかなり違いがあるなと感じるポイントです。
ちなみに、「返信用封筒に切手が貼っていない場合、こちらが絶対に切手代を負担して貼らないといけないのか?」という疑問や、交渉の際に管理会社がやってしまいがちな「非弁行為(違法な法律行為)」の注意点について、法律やマナーの観点から分かりやすくイラスト(インフォグラフィック)で解説してみました。
知っておくとトラブルを防げる予備知識として、ぜひこちらも参考にしてみてください!
▼ 退去・更新時に知っておきたい「非弁行為」の注意点

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