「いつか終わる夢」
昨夜の米国市場では、NANDフラッシュメモリ関連銘柄であるサンディスクが10%を超える急落となりました。
キオクシアを保有している人なら感じていると思いますが、サンディスクとキオクシアは株価の動きが比較的連動しやすい印象があります。
サンディスクが大きく下げれば翌日のキオクシアも売られやすく、逆にサンディスクが反発すればキオクシアも買われる場面が少なくありません。
そのため昨夜は、正直かなり嫌な予感がしていました。
もちろん、毎度恒例の掲示板巡回もしてきました(笑)。
すると案の定、
- AIは終わった
- 明日はストップ安
- 月曜日も危ない
- だから言っただろう。逃げる最後のチャンスだったのに
といった書き込みがずらり。
相場が大きく動くたびに見かける、いわゆる定型煽りですね。
なぜサンディスクは急落したのか?
では、そもそもなぜサンディスクはここまで売られたのでしょうか。
報道では、MetaがAI向け計算資源を外部へ提供するクラウドサービスを検討しているとの見方が広がり、データセンター投資やメモリ需要への影響を懸念する声が出たことが一因とされています。
もともとメモリ価格は上昇基調にあり、Appleも価格上昇を受け入れながら製品価格へ転嫁する可能性が意識されていました。
市場が「メモリ価格は高い。でも需要は本当に続くのか?」と判断に迷っていたところへ、このニュースが飛び込んできたことで、利益確定売りが一気に膨らんだように感じます。
今回の下落は、業績悪化が確定したというより、AI・メモリ需要への期待感(ナラティブ)が一時的に揺らぎ、株価の勢い(モメンタム)が悪化したことによる売りだったように見えました。
私はなぜ売らなかったのか
一方で、私は今回の下落に対して少し違う見方をしていました。
AI向けメモリ需要については、今後もしばらく供給不足が続くという見方が依然としてあります。
韓国も国家レベルで半導体産業へ投資を続けており、世界的にAIインフラへの投資が急に止まるとは考えにくい状況です。
もちろんMeta関連のニュースが無視できるとは思いません。
しかし、そのニュースだけで中長期のAI需要全体が一気に崩れるのかと言われると、私はそこまで悲観する必要はないと考えました。
そのため、今回もポジションを変更することは考えませんでした。
寄り付き前の気配は正直ヤバかった
とはいえ、今朝の気配値はかなり焦りました(笑)。
寄り付き前の板を見る限り、「これは本当にまずいかもしれない」と思ったほどです。
実際、前場は下落して始まり、市場全体にも「やっぱりダメか」という空気があったように感じます。
しかし、その後は徐々に買い戻しが入り、終わってみれば大きく値を戻す展開となりました。
寄り付き前の悲観ムードとは違い、実際の値動きは一方的な下落では終わりませんでした。
AI関連株はボラティリティが大きい
改めて感じたのは、AI関連株の値動きの激しさです。
一日で資産が何十万円も動く世界なので、見ているだけでも心臓に悪いですね。
今回は結果的に反発しましたが、もし判断を誤れば一撃で大きな損失になる可能性もあります。
だからこそ、これからキオクシアのような値がさ株を買う人は、「なぜこの会社を買うのか」という自分なりの根拠を持つことが大切だと思います。
値動きだけを見ていると、掲示板の悲観や楽観に振り回されてしまいます。
私自身も多少はドキドキしました。
ただ、それでも中長期でAI市場の成長を信じている考えは変わりません。
もちろん下落は嬉しくありません。
ですが、そのリスクも含めて投資しているので、今のところ売るつもりはありません。
次の決算が市場予想を上回ったらどうなるのか。そう考えると、今から少し楽しみでもあります。
まだまだ、キオクシアは売れません。

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