人生の転機
急な転籍を言い渡された人へ【実体験編】
こんにちは、筆者です。
このブログを始めてから約1か月。
更新が止まってしまった理由は、とてもシンプルです。
会社から急な転籍を言い渡され、労働環境が大きく変わってしまったから。
実はそれ以前にも転籍を経験しており、
「今回も労働環境は大きく変わらないだろう」と、正直タカをくくっていました。
――現実は、そんなに甘くありませんでした。
この記事では、
急な転籍を命じられたときに実際に起きたこと、
そしてその中で私がどう考え、どう判断したのかを、
完全に実体験ベースで書いています。
これから転籍を控えている人、
すでに打診を受けてモヤモヤしている人の参考になれば幸いです。
転籍後、給料は上がった?下がった?
これは本当に「あるある」だと思います。
給料が上がった人は、正直そこまで問題にならないケースが多い。
問題は下がった人です。
一般論として、給料の減額には限度があります。
ざっくり言えば 1割程度まで が目安です。
※交通費は除外
※基本給+役職手当が対象
※あくまで「原則」の話
例えば月給50万円の人なら、
45万円未満に下げることは原則として認められていません。
ただし、これはあくまで「原則」。
原則を簡単に破る方法
会社と個人が
転籍後の労働契約書(給与が明記された書類)を締結した瞬間、
極論、半額でも合法になります。
なぜ、そんな不利な契約で締結するのか?
答えはとても単純です。
もめることで会社との関係が悪化するのが面倒だから。
「給料を下げないでほしい」
「転籍は免除してほしい」
これが通る会社なら、
そもそもこんな減額提示はされていません。
報復人事は禁止されていますが、
それが報復であることの立証責任は、すべてやられた側にあります。
会社を相手に戦うには、
精神的にも時間的にも相当な負担を強いられます。
屁理屈が大好きな私ですら、
正直、途中で諦めました。
私の転籍条件
私の転籍条件は、以下の通りでした。
- 管理職 → 一般職へ降格
- 管理職手当(みなし残業代)のカット
降格の理由は、
「転籍先の部署は管理職が多いから」
……正直、意味がわかりませんでした。
前職では残業がほぼなかったため、
実質的には「月20時間分の時給が丸ごと消えた」形です。
当然、1割減どころではありません。
さらに転籍の説明時、役員からは、
「部署の平均残業時間が20時間くらいだから、
ちゃんとこなしていれば給与は維持できるでしょ」
と言われました。
このときは、さすがにイラッとしました。
交渉しなかった理由
結論から言うと、私は何もしませんでした。
転籍を断った場合の報復人事が頭をよぎったのもありますが、
それ以上に大きかったのは、自分自身への評価です。
管理職になって約10年。
正直に言えば、
就業時間以上の貢献をほとんどしてこなかった自覚がありました。
だからこそ、
「転籍先の“エリート部門(笑)”で、
プレイヤーとしてどの程度通用するのか?」
――少し興味もありました。
これは綺麗事ではなく、ほぼ本音です。
転籍後に起きた現実
私が想像していたエリート像は、こんなものでした。
- 企画を次々と立ち上げる
- 周囲と協力して課題をクリアする
- 達成感をビールで分かち合う
……完全に幻想でした。
現実はこうです
- 放置されていたダメな部下をまとめて教育
- 自分の評価にしか興味のない人間に、リレーションの重要性を説く
- お飾り上司にも理解できるレベルまで細分化したタスク管理
- 会社の利益より「目の前の上司の利益」を優先する日々
無駄を指摘すれば上司に目をつけられ、
上に抗えば、
数年間野放しにされていた部下の管理を押し付けられる。
なお、「月20時間の残業」も、
実態はだらだらやっていただけでした。
今の業務量であれば、
そんなにかかるはずがない内容です。
結論|ちゃんと交渉すべきだった
まだ転籍して数か月ですが、
今の時点での結論ははっきりしています。
転籍時、ちゃんと交渉すべきだった。
転職を考えなかったのは、
- 4年以内に会社員生活を終えるつもりだった
- 給与水準は同世代平均の約2倍
- サイドFIREを視野に入れていた
といった理由からです。
しかし転籍後は、
慣れない環境による疲労もあり、
転職活動をする余裕すらありませんでした。
だからこそ、
転籍時こそが、唯一まともに交渉できるタイミングだった
と、今では強く感じています。
次回予告(後半記事への導線)
転籍を受け入れるか、
それとも条件交渉をするか。
それを決める基準は、
気合でも根性でもありません。
決めるのは「資産」です。
次回は、
- 転籍で交渉していい人・ダメな人
- いくら資産があれば戦えるのか
- 年齢別の現実的な判断基準
を、数字ベースで整理します。



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