<体験談>
こんににちわ。氷です。
先日S&Pが過去最高値を叩き出したのにも関わらず、我らが日本の新NISA投資額は前年と比較して大幅に下落しているという話題を目にしました。
もちろん旧NISA時代と比較すれば、上限の都合大幅に投資金額が増減しているのは明白ではありますが、2025年の期初めの関税報道による大幅な円高、及び米国市場の大きな下げ率をみて売り出し、または投資環境から身を引いた人も多くいたのではないかと推測します。

一度右肩下がりに落ちるともう戻らない?
という恐怖感にかられる気持ちは今でも
ありますよ。
もちろん投資の仕組みを理解し「株式は握力を高め持ち続けることが正解」というのは投資を始めた人も含め皆様共通の認識を持ってる可能性は非常に高いと思いますが、それでも手放してしまう人の心理はどのようなものか?少し違う視点で考えてみました。
ちまちま損するなら個別株のがよくないか!?
そう思った人いないですかね?他にもYou Tubeやネットを見ていると投資信託なんて時間の無駄。等きっかけはともかく、「一時的な含み損を短期で取り戻したい」多分投資してる多くの人が当初はこの思いをもったことがあるかと思います。筆者もそうでした。
そこで短期トレードに手を出し焼かれ投資から一度退場し、退場後に銘柄が過去最高値を更新しそれに絶望し、さよなら投資。それ本当にもったいないです。
一応自分も経験をした身なので、こんな経験をしても持ちづければ資産は増えるということ知っていただきたく今回は失敗談とその回避先を記載していきます。

暴落の後では、気高い投資始めの心だって、
ネットとメディアの煽りに飲み込まれていくから、
初心者はそれを嫌って投資から身を引いて世捨て人に(略)

それをわかるんだよ!つらら!!(必死)
~茶番終了~
この記事でわかること
- 素人ショートが危険な理由(踏み上げ・両建ての落とし穴)
- 僕が投資信託に落ち着いた背景とメンタルの話
- 二の舞を避けるための具体策「3選」
1. はじめに——短期でサクッと儲けたい病
投資を始めたばかり&投資信託のみ開始した人の多くは「入金だけして何もしないこと」に退屈さや違和感を覚えたことはあるでしょう。
投資の主目的なんてプロセスはさておき 結果、資産を増加させること 一択なんだから同じ儲けるなら20年後の100万円より、明日の100万円のが魅力的。すなわち「短期でサクッと儲けたい」という気持ちは絶対にあると思います。
筆者もまさにそのパターンで蛮行におよび典型的な失敗コースに吸い込まれました。
たまたまファイル整理してたら、空売りのメモ書きがあったので黒歴史として一文を公開します。

もっと本音は言えば明日必ず儲かって、
絶対に損したくないよね♪
※無理です。
2. 過去の日記を読み返してみた
先日、昔のExcelを整理していたら、当時つけていた投資日記が出てきた。そこには、ギャンブルに近い感覚で取引を繰り返す自分が生々しく残っていたので恥さらします。

2022年の10月頭の記録

今ほとんどもってない海運株で
よくやってたなぁ・・・
↓ちなみに当時の背景↓
- 信用取引を知らず、現物で「買いからの売り」
2ターン程度で残高不足になり損でたまま強制終了とかしてました。 - 信用口座の存在を知り即座に開設。開いたあとは調子に乗り感覚の空売りで玉砕。
- あまりに負けるので「買い」と「売り」を同時に持つ(=両建て)という大間抜けの行為をデフォルトで実施。綺麗なくらい見事に両方負ける。な~ぜ?なぁぜ??
- 結果目先のチャートが気になりすぎて、旅行先でもスマホにかじりつき、100円幅で売ったり買ったり。意味不明ここに極まる。
↓↓その結果↓↓



かける言葉がございませんね・・・
今思えば笑い話だけど、当時は真剣そのもの。結果はもちろん資金を減らすだけで、精神的にも消耗がひどかったです。

1日の負けは3000円くらいですが、
毎日やってたので毎月60000円は
損してたと思います。
3. 空売りに潜むギャンブル性
自分が買う株は下がる。そう思う人いませんか?
そう。上がる株より下がる株(結果含み損)のがインパクトが大きいです。よってだったら下がる銘柄を見つけた方が簡単じゃないか?そう思ってしまい空売りに手をだしたのです。
「下がれば儲かる」けど実際は難易度が高い。上昇はニュースや期待で一気に起きやすく、踏み上げるスピードは下落より速いことも多い。
筆者は「下がる理由」をろくに調べず、「そろそろ天井?いったん調整??」みたいな感覚でポジションを取っていた。完全にギャンブル脳だったわけだ。

パチで700回転で放置されてたら
とりあえずお座り一発!って感覚だね!
4. 海運株(商船三井)に手を出して分かったこと
当時は商船三井のような海運株にも触った。海運は景気循環の影響を強く受ける典型的な循環株。初心者の短期勝負と相性が悪いのに、ショートや両建てで勝てるはずもなく、見事に玉砕。大事なのは「銘柄が悪い」んじゃなくて、「その銘柄の性質と自分の投資スタイルが噛み合ってなかった」ってことだと今なら思う。

たしかこの頃ってレーザーテックと
商船三井のデイトレが流行っててので
You Tubeを参考にしてたハズです。
5. 投資信託に落ち着いた理由
そんな失敗を経て、僕がたどり着いたのが投資信託(と一部の配当株)だった。
- 毎日見ても仕方ない(1日のゆらぎで判断しない)。
- 長期保有(配当目的)なので価格に縛られない。
- 自分の仕事に集中できる。画面を見ない時間が戻ってくる。
「投資は10年以上」とよく言われるけど、短期で資金を溶かした経験があるからこそ、今はその重みが分かります。

投資なんて退屈なもの。
なにもしないのが一番です。

投資信託は放置安定だけど、
個別株等持ってる人は定期的に
ポートフォリオは見直そうね
6. 含み損とどう付き合うか
投資初心者は「含み損は気持ち悪い。なるべく切りたい。」と思うのは普通です。
でもこれを自分の力で含み益にできる人はなかなかいないです。
だからもう、含み損はみることはやめましょう!!気絶一択です。時間が含み益にしてくれます。
ただこれはあくまで投資信託の話。
個別株で価格が気になって仕方ないときはもう売りましょう!!
売った翌日きっとその株は上がります。「売らなきゃよかった」絶対にそう思います。
もうそういうパッケージなんだと割り切る。もしそれができないなら高配当以外の個別株は絶対に持たないことをお勧めします。
ただ個別株でも投資信託程の信頼はないですが多くの場合、株価は右肩上がりなっていきます。
どうしても売りたくない!配当もない!どうしよう?

オルカンやSP500なんて含み損でたら
逆に喜ぶようにすぐなるよw
7. 筆者の投資の主目的とまとめ
短期でお金が増えたらそりゃ嬉しい。でも、そんなに甘くはない。それを短期でしった。
しかしずっと仕事一本の収入なので「何かあったら」の不安はありました。
貯金できなかった過去を考えれば、将来の資金確保は必須。
よって筆者が投資に求めるのは「将来の安心」であり、一時的なキャッシュの充当ではないと失敗を繰り返してようやくわかったのです。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
皆様は失敗しないでくださいね。
二の舞にならない方法3選をご紹介
- 信用取引は“理解してから”しか触らない
仕組みとリスク(特に空売りは損失が理論上無限大)を把握してから。最初は現物で十分。 - 個別株で短期勝負をしない
景気・市況で振れ幅が大きく読みづらい。初心者はインデックスや大型ディフェンシブを軸に。
もっと言えば個別はやらない。オルカン一択が一番の成功の近道!! - “毎日見ない”仕組みをつくる
投信・ETFは月1回チェックでOK。価格の通知を切る・見る時間を決めるなど、
感情売買を断つ工夫をしましょう。
ロジックは暇があるから気になるのであって、投資はエッセンスでほかのことに集中しましょう!
僕のようなみたいな二の舞にならないように、この3つだけはぜひ覚えておいて下さい。

今回は失敗のお話でした。
失敗をすることは悪いことでないです。ただそれを繰り返すのはやめにして、自分の目標に近づいて行ってください。
それでは、いい夢みてね♪ばいばいー
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